柔の道
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ゼロから柔術を学ぶ記録。技ひとつずつ。
- ジョッシュ・ウェイツキン『The Art of Learning』――BJJに移せるもの ジョッシュ・ウェイツキンのThe Art of Learningは、BJJの一年目にきれいに重なる。初心者が使えるところ、その鍛え方、そして疑いが要るところ。
- 『The Danaher Diaries』――初心者が本当に使えるところ The Danaher Diariesはジョン・ダナハーのSNS随想を集めた非公式の本だ。初心者がそこから持ち帰れるもの、そして出どころがなぜ大事なのかを検討する。
- ホジャー・グレイシー『Warrior Mindset』――初心者が使えるところ ホジャー・グレイシーのWarrior Mindsetは、十度の世界タイトルを落ち着きと簡素さの教訓に蒸留する。緊張しがちな初心者が本当に使えるところと、疑うべきところ。
- オズワルド・ファッダ――グレイシーを破った柔術のもう一つの系譜 オズワルド・ファッダはリオの労働者階級に柔術を教え、一九五〇年代には彼の足関節技の門下生がリオの観衆の前でグレイシーを破った。誠実なもう一つの系譜。
- 柔術対ルタ・リーブリと、一九九一年のデザフィオ 柔術対ルタ・リーブリ――ブラジリアン柔術が、バーリトゥードの時代を通じて最も近しい好敵手を打ち破り、決着をつけたリオでの一九九一年のデザフィオを制するまで。
- ヒクソン・グレイシー『Breathe』――本当に役に立つのはどこか ヒクソン・グレイシーの回想録Breatheは、呼吸とフローをめぐる本物の教訓と自己神話が混ざり合う。初心者が使えるところと、話半分に聞くべきところの読み分け。
- 最初のサブミッション、理解するより先に極めたアメリカーナ 柔術で決めた最初のサブミッションはアメリカーナだった。あとで調べるまで名前も分からなかった。実際に何をしたのか、そしてそのどこが僕を不安にさせたのか。
- カリフラワー耳とは何か、そしてなぜグラップリングがそれを引き起こすのか カリフラワー耳は、硬くなった打撲傷ではない。軟骨が、それを生かしている血液供給を失ったあと、耳が自分自身を間違って作り直したものだ。
- 柔術の皮膚感染症と、その避け方 マットは、グラップリングを成り立たせるのと同じ接触で皮膚感染症を運ぶ。よくあるもの、なぜ広がるのか、そしてそれを止める衛生習慣。
- 柔術道場の不文律 マットでは靴を脱ぐ、道着は清潔に、爪は短く、ロールの前には声をかけ、ペースは上の帯に任せる。誰も壁に貼らない礼儀作法。
- 立った状態からクローズドガードを割る クローズドガードは立てばずっと弱くなる。足で割る方法、仕事をする腰と姿勢のメカニクス、そして親指を巻き込まない方法。
- 柔術で襟のグリップを防ぐ 襟のグリップは、姿勢を崩すか首に届く場合だけ脅威になる。姿勢がグリップに勝つ仕組みを、誰かのガードをパスした実際の攻防から。
- ガードで相手が立ち上がってグリップを切るとき オープンガード、足は腰に、立ったパサーがひねってグリップを剥がし手を捕らえる。その切り方、防ぎ方、反応の仕方。
- 柔術のためのグリップ力:道着が本当に求めるもの 道着では最初に音を上げるのがグリップだ。BJJにおけるグリップ力の意味、僕が毎日キャプテンズ・オブ・クラッシュのグリッパーを使う理由、そして他に何がそれを鍛えるか。
- バッグの中に住むもの:道着の次の装備 常備の柔術キット。マウスピース、サンダル、テープ、替えのラッシュガード、小額の現金。バッグの席を勝ち取るものと、家に残るもの。
- ポジションが先、サブミッションは後:ようやくの説明 「ポジションが先」とは、保持こそが技であって、技の前の間ではないという意味だ。いまだにアームバーへ飛び込んでいる人のために、あの格言をほどく。
- 技を忘れないために:ノートの方法 授業で習ったことの大半は来週には消えている。五分のノート習慣が、大事な部分だけをすくい上げる。そしてそれは手順ではない。
- ベース:スイープされる直前に失うもの BJJのベースとは、倒れずに力を地面へ逃がすためのつながりだ。電気と同じで、動いている間は気づかない。消えたときだけ気づく。
- 自分がマットの大きい側であるとき 大きくて強い初心者であることは、褒め言葉を着た負債だ。部屋があなたに本当に求めているもの、そして遅さこそが一番速い入り口である理由。
- 柔術道場の選び方:オープンマット・テスト BJJの道場はウェブサイトではなく部屋で選ぶ。オープンマットを眺め、体験クラスを受け、五つの静かな点を確かめる。僕の道場を選んでくれたテスト。
- 帯のシステム、神秘主義抜きの説明 白、青、紫、茶、黒、その間にストライプ。柔術の各帯が何を証明しているのか、そして正直な人ほどタイムラインを約束してくれない理由。
- ほぼ全員が辞めたくなる月 二ヶ月目あたりで柔術を辞めたくなるのは、時刻表があるほどありふれている。あの衝動が実際には何で、何ではないのか、そして訪ねてきたときにどうするか。
- 一ヶ月目の筋肉痛:何が正常で、何がそうでないか 正常なBJJの筋肉痛は、鈍く、左右対称で、二日で消える。鋭い痛み、片側だけの痛み、関節の痛みは別の生き物だ。その見分け方をどう学んだか。
- 初めてのノーギクラス:変わるものと変わらないもの ノーギは取っ手を奪い、ペースを倍にする。初めてのノーギクラスで実際に変わるもの、変わらないもの、そして何を着ていけばいいか。
- 柔術のためのウェイトトレーニング:ジムで変えたこと 柔術のためにウェイトをやめたのではない。何のために持ち上げるかを変えた。タオルのグリップ、首のトレーニング、キャリー。グラップラーがジム習慣に加える静かな編集。
- 引き込み:目の前でそれを見たばかりの人のための解説 引き込みとは、わざと下を選ぶことだ。テイクダウンの攻防を、自分が準備してきた戦いと交換する。なぜ存在し、なぜ皆を混乱させるのか。
- さらに聞く言葉:サブミッション編 キムラ、アメリカーナ、トライアングル、ギロチン。どれかを習うより先に耳にするサブミッションの名前たち。それぞれが何なのかを平易な言葉で、やり方は抜きで。
- 出稽古:よその道場で練習するということ BJJの道場の多くは、先にメールし、清潔な白い道着を持ち、礼儀正しくロールする旅の訪問者を歓迎してくれる。一度間違えて学んだ、出稽古の儀式。
- 白帯は試合に出るべきか:柵の上からのメモ 白帯が試合に出るべきかには正直な答えが二つあり、僕の答えはこれを書いている間に変わった。まだ決めかねている人間の、両方の言い分を残したままのメモ。
- 上の帯とのロール、そしてなぜまだ何もできないのか 上の帯にいいようにされるのは、失敗している証拠ではない。カリキュラムが機能している証拠だ。あのラウンドは何のためにあるのか、どうすれば恐れずに済むのか。
- 柔術はなぜ英語で「ジェントル・アート」なのか 英語圏では柔術を「優しい武術」と呼ぶ。柔が名指すのは気立てではなく方法だ。力に逆らわず、わざと譲ること。マットはいずれその一字を説明してくれる。
- オープンマット:それが何で、どう使うのか オープンマットは枠のない練習時間だ。指導はなく、ラウンドと、来た人がいるだけ。何のためにあり、初心者がどう無駄にせず使うか。
- なぜ初心者は膝立ちからロールを始めるのか BJJのラウンドが膝立ちから始まるのは、より多くのペアを安全にマットへ収めるためで、テイクダウンが部屋でいちばん危険だからだ。その選択が払うものと買うもの。
- 道着ありとノーギ、どちらが先か。初心者版の答え 自分が通える時間に道場が実際に教えているほうから始めればいい。道着あり対ノーギ論争の正直な答え、部族主義は抜きで。
- 柔術は何になったか:スポーツ、護身術、そして誰のものか 勝利ののち、この武術は自らが何であるかを決めねばならなかった。それはスポーツとなり、古い論争を受け継ぎ、そしてどの一族のものでも、どの国のものでもなくなった。
- 目に見えない時期の上達は、どんな感触か BJJの上達は何ヶ月も隠れている。勝てるようになるのではなく、溺れにくくなる。ハイライト映像を待つ代わりに読み方を覚えた、見えない指標たち。
- 柔術はいかにしてアメリカへ渡ったか:ガレージとUFC 1 ホリオン・グレイシーのトーランスのガレージは、一九九三年十一月十二日のUFC 1へとつながった。そこでホイス・グレイシーははるかに大きな男たちを破り、柔術は格闘の世界を決定的に変えた。
- フレーム:骨格が上腕二頭筋に勝つ理由 BJJのフレームとは、筋肉なら音を上げる場所に置かれた骨のことだ。持ち上げられないはずの重さを支える構造。骨格が上腕二頭筋より長持ちする理由。
- 練習を続けさせてくれる退屈な習慣 初心者のBJJの怪我は、たいてい来るのが見えるパターンをたどる。マット歴数十年の人たちから写し取った退屈な習慣。タフさは一つも関係ない。
- サイドコントロールを生き延びることについて学んだこと サイドコントロールは、誰かが順番を教えてくれるまで溺れているような感覚だ。首を守る、フレームを作る、呼吸する、待つ。チュートリアルではなく、下から見た教訓。
- ドリルと、良い練習台のなり方 授業の大半はドリルで、ドリルの半分は練習台でいる時間だ。相手に正直なエネルギーを渡す方法と、協力的が脱力と同じではない理由。
- グレイシー道場と、一つの名の形成 グレイシーの名は、宿命として受け継がれたのではない。それはリオで築かれた。カーロスの道場、公開の挑戦試合、そして一九五一年のエリオ対木村政彦だ。
- 道着でガス欠になる理由、その大半はグリップだ 道着ではレスリング時代より早くガス欠になる。原因の大半は手だ。強く握り込めば自分の血流を絞め落とし、前腕が真っ先に音を上げる。
- 前田は本当にカーロス・グレイシーを教えたのか? ベレンの争われる継承 物語は、前田がカーロス・グレイシーを教え、柔術が一度のきれいな受け渡しでブラジルへ伝わったと言う。だが記録が示すのは、より多くの師と、より少ない確かさだ。
- コンデ・コマ:ブラジルに柔術をもたらした前田光世 前田は、ブラジルに柔術を与えた達人として記憶されている。だが彼はまた、自らの師が禁じたことを行うプロの賞金稼ぎの格闘家でもあった。
- 道着の洗い方と、洗う頻度(毎回だ) 道着は毎回の稽古後に、冷水で洗う。縮めるのが目的でない限り乾燥機は使わない。完全なルーティンと、洗わなかった場合に起きること。
- 最初のストライプが本当に意味するもの BJJの最初のストライプはだいたい二〜六ヶ月の間に来て、上手くなった印ではない。帯に巻かれたテープが本当に測っているもの。
- 水中で、とどまることを学ぶ レスリングではボトムは脱出すべき緊急事態だ。柔術ではそこは住む場所になる。二十三年もののある反射を、捨て去ることについて。
- 嘉納と講道館:柔術から柔道へ 一八八二年、小柄で書物を好む一人の教師が九人の弟子を寺に集め、柔術を、激しく稽古しても安全なものへと作り直した。柔道が生き延びたのは、そのためだ。
- 胸の上に人を乗せたまま呼吸を学ぶ 胸の上に人がいる状態での呼吸は、境遇ではなく技術だ。まず吐く、背中に吸う、そして換金できない努力に空気を払わないこと。
- 高専柔道と、BJJを形づくった寝技 ブラジルが有名にした寝技は、すでに柔道のなかにあった。だが、それが高専柔道から前田へ、そしてブラジルへときれいに流れ込んだという整った物語は、あまりに出来すぎている。
- 柔道が生まれる前、無数にあった柔術の流派 柔術と聞いて多くの人が思い描くのは甲冑の武者だ。だが、より真実に近いのは、数百の流派からなる泰平の世の武術であり、それは戦と同じくらい治安維持のためのものだった。
- 一ヶ月目、最初のストライプ 入会して一ヶ月ほどで白帯に最初のストライプが付いた。その瞬間が実際どうだったか、そしてレスリング出身が柔術に何を持ち込むか。
- 柔術は本当はどこから来たのか 柔術は日本の古流柔術に発し、嘉納がそれを柔道へと作り替え、やがて前田がブラジルへ運んだ。本当の物語は、ポスターが語るよりも古く、そして論争に満ちている。
- 柔術を始めて数ヶ月、なぜすぐガス欠になるのか 体力不足ではない。少なくともそれだけではない。初心者がガス欠になるのは、パニックが酸素を燃やし、非効率が残り全部を燃やすからだ。どちらも有酸素運動より速く改善する。
- 歳を取りすぎ?体力がない?手遅れ?普通の大人が柔術を始めるということ 柔術を始めるのに歳を取りすぎているということはないし、先に体を鍛えておく必要もない。大人の初心者にマットが実際に求めるもの。
- 始めたばかりの白帯は週に何回稽古すべきか ほとんどの大人の初心者にとって、正直な答えは週二、三回。その理由、回復の計算、そして一週目の熱意という罠について。
- タップこそがカリキュラム 柔術でタップが意味するもの、いつタップすべきか、そして一年目に最も多くタップする人が最も速く上達する理由。
- マットの上で聞く言葉:初心者のための小さな用語集 ガード、マウント、スイープ、タップ、オス。一週目の僕に必要だった柔術の小辞典を、わかりやすい言葉で。
- 帯の結び方(そしてなぜすぐほどけるのか) 柔術の帯の標準的な結び方を言葉だけで順を追って。ローリング中にほどける理由と、誰も気にしない理由。
- 柔術の初稽古、何を着ていけばいいのか いや、まだ道着は要らない。体験クラスに実際に着ていくべきもの、道着とは何か、続けると決めてから買うべきもの。
- 柔術の初稽古、実際には何が起きるのか 初めてのBJJクラスを終えたばかりの人間による実況記録。何が待っているか、誰も教えてくれないこと、覚えておくべきたったひとつのこと。
- 崩しが先 相手の体勢が崩れるまでは何も効かない、という教訓。
- ゼロからの出発 なぜこれを書き残すのか。なぜサイトに古い言葉の名前を付けたのか。