柔の道

柔術のためのグリップ力:道着が本当に求めるもの

墨の挿絵:柔術のためのグリップ力:道着が本当に求めるもの

道着の初心者にとって、たいてい最初に音を上げるのがグリップだ。 前腕がパンプで張り、手が閉じなくなり、必要だったグリップが最悪の 瞬間に袖から滑り落ちる。道着はほぼすべての攻防を、どちらが握り 続けられるかの勝負に変える。だからグリップは、マットの上で早く 見返りの出る、数少ない補助トレーニング領域の一つなのだ。

僕は毎日キャプテンズ・オブ・クラッシュのグリッパーをやっている。 あの重いトーションスプリングのハンドグリッパーで、鍛えるのは クラッシュ力、つまり手を閉じる生の力だ。それは本物で有用な質だし、 硬いグリッパーを年月をかけて閉じられるようになるのは、満足のいく、 測れる目標になる。とはいえ、グリッパーが何を作り何を作らないかは 正直であるに値する。道着が求めるものは、それとは少しだけ違うからだ。

クラッシュ対持久

グリップ力は一枚岩ではない。グリッパーが測るクラッシュ力、閉じる 握力がある。疲労していくグリップを閉じたまま保つ、ホールド力が ある。そして布をつまむ親指と指先の仕事、ピンチ力と指の力がある。 柔術がいちばん寄りかかるのは二つ目だ。最大のクラッシュが必要に なることはまれだが、相手より一秒長く握り続ける、疲れていくグリップ は絶えず必要になる。

グラップラーを対象にした研究は、彼らを際立たせる身体的な質の一つ として一貫してグリップを数えるが、道着に固有の要求はピーク力よりも 荷重下の持久力だ。グリッパーがピークを作り、マットと他のいくつかの 道具が持久力を作る。

道着に近い、他に鍛えるもの

道着のグリップにいちばん直接つながる仕事は、道着かタオルを使う。 ウェイトの記事がすでに書いた デッドハングとタオルや道着での懸垂は、襟と袖のグリップで最初に 音を上げる前腕を、まさにそこだけに効かせる。それ以外では、

  • ファーマーズキャリー。左右の手に重い物を持って歩く。純粋な ホールド力で、しかも早く伸びる。
  • プレートピンチ。つるつるのプレートを親指と指でつまんで保つ。 グリッパーが無視するピンチを鍛える。
  • リストエクステンション。誰もが飛ばす片割れだ。手を開き手首を 伸ばす筋肉は、握る仕事のすべてが逆向きに引くなかで、肘を健康に 保ってくれる。

正直な序列はこうだ。生の稽古で道着を握ることほど、道着のグリップ を作るものはない。補助の仕事は、前腕がへたるまでをより長くして くれるが、マットの時間の代わりにはならない。

腱についての注意

グリップの仕事はやりすぎやすい。前腕の腱はそうではないのに、手は やれてしまうほど早く回復するからだ。それが現れる場所が肘で、 ゴルフ肘やテニス肘として、初心者にいちばんありがちな慢性の 泣きどころの二つになる。握って閉じる屈筋の仕事と、開いて手首を 伸ばす伸筋の仕事を釣り合わせ、毎日のグリッパーは毎日の最大努力の セッションではなく、小さく安定した習慣として扱うこと。硬い グリッパーを閉じるのは、週ではなく年で測る目標だ。

これは初心者の日誌であり、指導ではありません。ここにある内容はトレーニング・健康・医療のアドバイスではありません。資格のあるコーチに学び、早めにタップしてください。 免責事項