柔の道

帯の結び方(そしてなぜすぐほどけるのか)

墨の挿絵 — 帯の結び方(そしてなぜすぐほどけるのか)

初稽古で帯が四回ほどけた。五回目、先輩が三秒ほどで結び直してくれながら、 これはスポーツ界でいちばん結び直される結び目だと教えてくれた。標準の 結び方を言葉にしておく。

基本の結び方、手順

  1. 帯の中央を探し、へその少し下に当てる。
  2. 両端を後ろに回し、背中で交差させて前に戻す。層はねじらず重ねたまま。
  3. 前に二本の端がある。左端を右端の上に交差させ、腰に巻いた二層の下に くぐらせて、上に引き出す。
  4. 二本の端をシンプルに結ぶ。上の端を輪に通して、両端を左右に強く引く。 結び目は平らに収まり、端はだいたい同じ長さで、ひげのように下を向く。

読むほうがやるより難しい。家でゆっくり五回やれば、頭が忘れたあとも手が 覚えている。

それでもほどける理由

人があなたを本気で引っ張っているからで、しかもこれは滑る綿の摩擦結び だからだ。全員の帯がほどける。黒帯が一回の稽古で十回以上結び直すのを 見るはずだ。もっとほどけにくい変種もあるが(「lockdown belt tie」で 検索すれば一晩つぶせる)、本当の解決策は、標準の結び方と、何も考えずに 結び直す習慣だ。

礼法のはなし

ドリル中に帯がほどけたら、自然な区切りで結び直せばいい。多くの道場の 作法は、中央から少し外を向くか、膝をついて、結び直し、戻る。自分の 道場のやり方を見て真似ること。誰も苛立っていない。帯がほどけるのは 道場でいちばん普通の出来事だ。

帯は上衣を閉じておくもので、あなたがどれくらいの期間途方に暮れて きたかを部屋に伝えるものだ。役割はそれだけ。ほどほどにきちんと結んで、 大事なほうに戻ろう。

これは初心者の日誌であり、指導ではありません。ここにある内容はトレーニング・健康・医療のアドバイスではありません。資格のあるコーチに学び、早めにタップしてください。 免責事項