柔の道
稽古日誌
このタグは、日誌の中の日記にあたる部分だ。考えではなく、実際の 出来事にピン留めされた記事が並ぶ。最初の授業。最初のストライプ。 初めて試合に出るのかと聞かれて、座るための柵をその場でこしらえた こと。
これらをコンセプトや基礎の山と分けてあるのは、古び方が違うから だ。ベースについての記事は、五年後も今と同じだけ真実だろう。 最初のストライプの記事が真実なのは、写真が真実であるのと同じ 意味でだ。一つの瞬間については正確で、撮ったのは次に何が来るか 見えていなかった人間だ。それこそが、書く価値の源でもある。一年 後の僕は、三週目が実際どんな感じだったかをもう思い出せない。 聞いてみた上の帯は全員、忘却は完全だと請け合った。
いま始めるところなら、これは順番に読んでほしい。このサイトに ある中で、ビフォー写真にいちばん近いものだ。
- 柔術の初稽古、実際には何が起きるのか 初めてのBJJクラスを終えたばかりの人間による実況記録。何が待っているか、誰も教えてくれないこと、覚えておくべきたったひとつのこと。
- 最初のストライプが本当に意味するもの BJJの最初のストライプはだいたい二〜六ヶ月の間に来て、上手くなった印ではない。帯に巻かれたテープが本当に測っているもの。
- 目に見えない時期の上達は、どんな感触か BJJの上達は何ヶ月も隠れている。勝てるようになるのではなく、溺れにくくなる。ハイライト映像を待つ代わりに読み方を覚えた、見えない指標たち。
- 白帯は試合に出るべきか:柵の上からのメモ 白帯が試合に出るべきかには正直な答えが二つあり、僕の答えはこれを書いている間に変わった。まだ決めかねている人間の、両方の言い分を残したままのメモ。
- 最初のサブミッション、理解するより先に極めたアメリカーナ 柔術で決めた最初のサブミッションはアメリカーナだった。あとで調べるまで名前も分からなかった。実際に何をしたのか、そしてそのどこが僕を不安にさせたのか。
- ほぼ全員が辞めたくなる月 二ヶ月目あたりで柔術を辞めたくなるのは、時刻表があるほどありふれている。あの衝動が実際には何で、何ではないのか、そして訪ねてきたときにどうするか。
- 上の帯とのロール、そしてなぜまだ何もできないのか 上の帯にいいようにされるのは、失敗している証拠ではない。カリキュラムが機能している証拠だ。あのラウンドは何のためにあるのか、どうすれば恐れずに済むのか。
- 道着でガス欠になる理由、その大半はグリップだ 道着ではレスリング時代より早くガス欠になる。原因の大半は手だ。強く握り込めば自分の血流を絞め落とし、前腕が真っ先に音を上げる。
- 一ヶ月目、最初のストライプ 入会して一ヶ月ほどで白帯に最初のストライプが付いた。その瞬間が実際どうだったか、そしてレスリング出身が柔術に何を持ち込むか。